雨上がりのシートを外そうとして
手を掛けたら水雫が一粒、僕の指に絡みついた。

それは昨日、君が落とした涙に似ていたから
気が付けば、息を切らして走ってた。

( 行き先は? 分からない、けどどうしても君に、今会いたい )